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| プロフィール |
◇アマチュア無線局 JE5JHZ◇
(es.VK2IBS/ex.JA5YXR,JH5YSD,JR6YAH)
常置場所:愛媛県伊予郡松前町
資格:第一級アマチュア無線技士
性別:♂ 年齢:とうとう40代に突入(^^:
ムセンに興味のないXYLと子供2人の4人暮らし。
むろん、休みの日に大手を振っての無線などはもってのほか(涙)。
家人の目をかいくぐるように、平日の深夜と休日の早朝を中心にコソコソとオン・エア。
目下、DXのまねごとに興じておりますが、Condxの良い朝夕のゴールデンタイムにナカナカQRVできず、ストレスがたまる一方(^^;。
HAMに限らず趣味を楽しむ上でモットーとしている事は「自分の足で立つ」。
Blogと並行してHomePageもやってます↓。
http://am10pm3.echo.jp/
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| 160m Band(1.8MHz)用スローパーを上げました:-D |
表題のとおり、昨週末ですが、かねてより計画していた、160m Band(1.8MHz)用のスローパーアンテナ(ハーフスローパー)が漸く上がりました。

実は、昨年12月頃から、ゴソゴソと準備を進めていたのですけれど、CMが忙かったり、予期せぬタワー系トラブルが発生したりと、休み休み作業していたことや、なにより調整にかなり手こずりまして、なんだかんだで、実用になるまで2ヶ月半もかかってしまいました。
気が付くともう160mのシーズンも終わりかけという(苦笑)。
当局の1.8MHzのアンテナは、もう20年近くになろうかと思いますが、給電点16mHの逆Vを使用し続けてきました。
コレは、3.5MHzのフルサイズ逆Vの先端に、自作のトラップコイルを装着して、1.8/3.5MHz 2バンド対応としたものです。 全長にして約60m弱。もちろん、そのままでは敷地に収まりきらないので、途中で2ヶ所ほどベンドしてあります。
この状態で、これまで運用してきての感想は、単刀直入に言うと、とにかく飛ばなくてストレスが溜まるものでした(~_~+。
DXで言えば、せいぜい太平洋方面が関の山(これも相手の設備に助けられてやっとこさQSOに至るケースがほとんど)でして、EUなんかに至っては何をかいわんや(笑)という状況でした。
これを視覚化するものとして、おなじみPSKReporterというが便利なサイトがあります。
ここ数年FT8が台頭してきてから、PSKRで容易に「飛んでるチェック(当局の場合飛んでないチェックとも言うHi)」が可能です。 早速やってみると、本当に悲惨な状況が浮き彫りになります(汗笑)。
EU方面への伝搬は、よく「ウラル山脈を越える」などど表現されますが、当局の場合、それどころか、ウラル山脈の遥か手前、チベットあたりで明らかに失速しています ( ̄▽ ̄;)。
これでは飛ばないハズと妙に納得も、ストレスが溜まるばかりですし、ここ数年は、1.8MHzへのQRV自体が、あまり気乗りしないものとなっていました。
そうは言っても、DXCCチャレンジも最近は確実に頭打ちになってきていますし、いつまでも1.8MHzを毛嫌いしているわけにもいかなくなっております。 サイクル25も下降基調に入りつつある昨今ですし、ここはひとつ一念発起し、重い腰をあげてボチボチ1.8MHz帯のアンテナの更改を模索しておりました。
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さて、このBandにおいて、アンテナの種類を検討するにあたって、ダブレット系アンテナ以外で現実的に思いつくとすれば、[1]垂直系(逆L含む)・[2]タワードライブ・[3]1/4λハーフスローパーの3つでしょうか。
この内、[1]垂直系は、当初、手持ちの10mグラスポールを支柱に検討したのですが、当地は海に近く恒常的に風が強い関係で、万一、自宅不在時にポールが折損して、隣家や道路に落下したときのことを考えると、やる勇気が出ませんで、あえなくパス。
次に[2]タワードライブですが、当局のタワーはC社の自立型18mタワーに、エレベーター機構がセットになったものです。
給電は、タワー基部から頂部付近まで並行に給電エレメントを展張する必要がありますが、上記エレベータ上げ下ろしの支障にならずにエレメントを張る良いアイデアが、どうにも思い浮かびませんでした。 また、給電部のマッチング回路に高耐圧の部品が必要なこともネックとなり、こちらも断念しました。
…そんなわけで、いろいろと検討した結果、消去法で残った(^^;[3]スローパーを採用することにしました。
そこでまずは、WEB上で1.8MHz スローパーの建設事例をあたってみたところ、いくつか「資料」がヒットしました。
いずれも、タワーのトップ付近に給電部を配置したもので、同軸の網線側はタワーへしっかりと接続、芯線側エレメントは地上に向かって斜めに引きおろし、不足分は、人手に触れない程度の地上高を確保した上で、敷地内を引き回すというものでした。
調整のコツというか、勘所としては、以下のようなことが出典してありました。
●タワー上にはそこそこ大型のアンテナがあがっていることが望ましい(容量環的な役目を期待)。
●給電点からは、タワーの根本から水平距離2〜3m程度の位置に向かってエレメントを鋭角に引き下ろす。
●タワーの接地状況や周辺構造物の影響を受けやすいアンテナにつき、机上のシミュレーションどおりにはいかないケースが多い。調整は、とりあえずSWRを下げることを主眼としたので良い(いきなり細部のマッチングまでこだわると、関連要素が多く難しい)。
また、特定の資料には、
●調整は基本的に、給電点からの引き下ろし角度と以後の引き回し位置で行い、エレメントの切り足しはしてはいけない。
●給電点にはフロートバランを入れてはいけない(同調点が判らなくなるケースあり)。
などどいう論説もありました。
当局も上記「資料」に倣って、タワートップへ給電部をもってくることを考えたのですが、こうすると、またしても、エレベーターの上げ下ろしの際に邪魔になります。
スローパーのエレメントを先にたたんで、タワーにぴったり添わせるように仮固定すれば、エレベータの上げ下ろしはできなくはなさそうですが、正直手間です。
特に私の場合、年に数度は、迫りくる荒天を気にしながら急いでエレベータをダウンさせる場面がありますから、そんな時、モタモタしている時間はないので、やはりスローパーをたたむ手間は無くしたいところです。
そこで、物は試し、ダメ元で、エレベーター台車上に給電部をもってくることにしてみました。
エレベーター台車は、レールの上に乗っかったローラーおよびロックピンで接触しており、タワーと直流的な導通はある状態ですが、ボルト等で緊結されているワケではないので、高周波的な導通として十分かという心配がありますが、まぁ当たって砕けろです。
■プチ工作で、給電部BOXを製作。 ホントは小型の防水型プラボックスが欲しかったのですけど、当地のような片田舎では入手困難につき、やむを得ず100均のタッパウェアを流用しました。 ただし、1・2年もすれば紫外線でボロボロになってしまうので注意が必要。

■給電部は、エレベータ台車上端にあるU字ボルトを流用し、同軸の網線側端子もこのU字ボルトに共締めしました。

ちなみにこのU字ボルトですが、本来は、同軸ケーブル類を吊り下げる為にあるもののようです。ちょうど当局は使用していなかったので、おあつらえでしたHi。
エレメントは1.25sqのIV線で、長さは、所要周波数を1.83MHzとし、これの1/4λに余裕をみた短縮率0.96を乗じた39.4mとしました。
■最終的なエレメントの展開図とSWR特性は以下の通り。


エレメントは、当然一直線で張れるような敷地的余裕はないので、実際にはA・B・Cの各点で折り曲げており、自宅をコの字型に囲むように配置しています。
SWRはもっと微調整すれば追い込めそうな気がしていますが、寒いし根性無しなので(^^;、このあたりで妥協しています。
実際のところ、冒頭にもちらっと書きましたが、調整には結構難儀しました。
最初、前記の「資料」によらず、給電点のタワーとエレメントが成す角度は、なるべく広いほうが効率が良さそうとの思い込みから、引き下ろすA点をタワー根本から7m位の位置に設定して展張してみたところ、SWRは軒並み10以上、近辺の周波数にそれらしい同調点すらも見当たりませんでした。
その後、B点以降のエレメントの引き回しをいろいろ変化させてみたりしたものの、様子はほとんど変わらず、やはりタワー本体にアースを取っていないせいか?などど考えていると、これといった決め手を絞り切れず、しばし途方に暮れました。
…これの転機となったのが、一旦調整を保留して撤収する際のこと。
敷地内にすべてのエレメントを長々と引き廻しっぱなしにしておくと、家人が足を引っ掛けてもいけないので、C点付近にあるポールに、C〜D間のエレメントを丸めて、適当にぶらさげておいていたのですが。この時、当然エレメントにはテンションがかかっていないので、給電部〜C点までのエレメントは空中でルーズにダラんとなっています。
ある時、何の気なしにこの状態でSWRを測定してみたところ、1.75MHz位でSWR=1.3と明確なディップ点が出ていることを発見し、びっくり!!!!(;゜д゜)。
ここにきて、やはりエレメントの引き回しに問題があると確信し、元の「資料」にならって、A点をタワー根本から3m位の位置に再設定の上、展張しなおしてみたところ、1.82MHz付近でSWR=2.5と、やっとこさ目標の"背中"が見えてきだしました。
その後は、主にA点の引き下ろし位置とD点の高さの微調整を繰り返し、最終的には、上記グラフのとおり、タワーの根本から2m離れた位置にA点を設定して落ち着きました。
結果的に、調整は、エレメントの展張位置をいろいろ変化させただけで完結。 エレメントの切り足し等の、長さの変更は一度もしませんでした。
実際に調整してみてわかったことですが、大地や近接構造物の影響は少なからずあるようでして、エレメントの引き回し位置・高さ・張り具合等をちょっと変えただけでも、同調周波数が+-50kHz位は簡単に動きます。
前記「資料」には、"調整のためにエレメントを切り足ししてはいけない"との文言が見えましたが、これの真意は、展張位置を固定しない内に、エレメントの切り足しをしていては、原因の切り分けが難航し、なにがなんだか判らなくなるのを防ぐためだと思われます。
私個人的には、調整がほぼ完了し展張位置が固定された段階で、微調整目的で、エレメントを切り足しはするのはアリかなと思います。
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いささか長文になってしまいましたが、なんとか、1.8MHz用スローパーを上げることができました :-D。
とはいえ、エレメントの端部では、自宅建物との離隔が30cm位まで近接している箇所もあったりして、ホントにこんなんで飛ぶんかな?と不安だらけです。
さし当たって、昨週末は、折しも開催されていた"KCJ Topbandコンテスト"にちょっとだけ参加し試し打ちしてみましたが、一応、コールした各局とは全てレポート交換できましたので、とりあえずJA国内向けには、電波は出ているみたいです(A^o^:。
なによりフルサイズになりましたから、従前のトラップコイル式逆Vよりはシンプルかつ、帯域も少し広くなったので、精神衛生上は良いです。
エレベーター式タワーにあって、エレベーター台車にアースをとった場合でも、とりあえず動作することについても実証できました。
これから追々使い込んでいきたいと思いますが…なかなか早起きできないので、目下それが一番の悩みであります(笑)。
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