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プロフィール |
◇アマチュア無線局 JE5JHZ◇
(es.VK2IBS/ex.JA5YXR,JH5YSD,JR6YAH)
常置場所:愛媛県伊予郡松前町
資格:第一級アマチュア無線技士
性別:♂ 年齢:とうとう40代に突入(^^:
ムセンに興味のないXYLと子供2人の4人暮らし。
むろん、休みの日に大手を振っての無線などはもってのほか(涙)。
家人の目をかいくぐるように、平日の深夜と休日の早朝を中心にコソコソとオン・エア。
目下、DXのまねごとに興じておりますが、Condxの良い朝夕のゴールデンタイムにナカナカQRVできず、ストレスがたまる一方(^^;。
HAMに限らず趣味を楽しむ上でモットーとしている事は「自分の足で立つ」。
Blogと並行してHomePageもやってます↓。
http://rst599.starfree.jp/
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>2019年 2月1日
WSJT-XとHamlogを同時に立ち上げて、JT_Linker経由でログをHamlogへ転送使用されている方は、沢山いらっしゃることと思います。
私もそうした使い方をしている一人でして、WSJT-XもHamlogもCAT制御が必要なため、リグ側に1つしかないCAT用のシリアルポート(COMポート)を、仮想シリアルポートエミュレータである「VSPE」を介して、複数のソフトで同時に共有可能な仮想COMポートを作成し、WSJT-XとHamlogで同時使用させています。
この状態で、フツーにワッチだけしている場合は何の問題もないのですが、私のPC環境では、QSOを終えてログ情報をJT_Linker経由でHamlogへ送った直後、WSJT-X側のCAT接続が一時的にダウンしてしまう現象が頻発します(~д~*。
#このようなエラーのポップアップが出ます↓。
これが例えば送信中に起こると、CAT接続がダウンした瞬間に、送信も途中でSTOPしてしまいますから、そのシーケンスもあえなく途中終了(+_+;となり再送の手間が生じます。
幸い、Retryのボタンを押すと復旧しますので、S&P(呼び廻り)運用だけなら、これでもなんとかお茶濁し(QSOが完全終了してからログをHamlogへ送る)ができますが、自らCQを出してのRunning運用では、送信しながら次々ログインしていく必要があるので、このような状態では全く使い物になりません。
そこで止む無く、Running時はHamlogとJT_Linkerを起動させずに、WSJT-Xのみでロギングし、後でWSJT-XのログファイルをHamlogで読み込めるCSVファイルへ変換し、Hamlogへインポート…てなことをやっていました(゜ー゜;A。
ちなみに、このCAT接続が落ちる現象ですが、WSJT-XにJT_Linker経由でHamlogが割込みをかける際に、プログラム同士が一瞬バッティング(衝突)を起こしてしまうことによるものです。
WSJT-XもHamlogも、一定の間隔でCAT情報をCOMポートへ読みに行っているのですけど、JT_Linker経由でHamlogへログを書き込む際、このCAT情報を読みに行くタイミングが、なんらかの理由でカチ合ってしまうのでしょう。
この「衝突」を回避するひとつの対策として、WSJT-Xの【File】-->【Settings】-->【Radio】タブにある【Polling Interval】の値(要はCAT情報をCOMポートへ読みに行く間隔)を60〜90秒と長めに設定する方法があります。
こうすることで、確かにCAT接続が落ちる回数はかなり減りましたが、それでもまだ時々発生します。
また逆に、新たな不具合も生じまして、
◎スプリット運用をする際(1.9MHz帯等)には、Intervalが長すぎて周波数データが上手くやりとりできない
◎DXペディションモードで呼ぶ際も、送信周波数がおかしくなることがあった
以上のような現象が私の環境ではみられたので、Intervalの値はスグに元に戻しました(^^;。
まぁ確かに、WSJT-Xのマニュアルにも"Polling Intervalの設定は1〜3秒が適当"との記載があるので、さもありなんという感じですが(^^:。
いずれにしても、CAT落ちが発生するのは、状況から推測するに、結局、悪いのはWSJT-XでもHamlogでもなく、仮想COMポートを共有している各ソフトとVSPEの連携が上手くいっていないのだと思います。
(私自身、プログラミングのスキルがあるわけでないので、確たることは言えませけど…。)
…そんな折、VSPEと同じ仮想COMポート環境を提供してくれるソフトで「LP-Bridge(LPB2)」というのがあることを知るに至り、試しに「VSPE」から「LPB2」へ乗り換えてみることにしました。
#LPB2のダウンロードはこちら↓。
http://www.telepostinc.com/LPB2.html
私の環境では、大元であるリグ側のCATポートは"COM1"になります。
VSPEでは、この"COM1"に対して"COM11"という仮想ポートを割り当て、WSJT-X・Hamlog共、この"COM11"を指定して起動していました。
一方のLPB2では、"COM1"に対して、WSJT-Xは"COM11"・Hamlogは"COM12"…というふうに、共有する各ソフトに対して個別に専用の仮想ポートが割り当てられます。
例えれば、VSPEは大皿料理を多人数でつっつくイメージに対し、LPB2は個人別に小分けされて料理が出てくるイメージですHi。
何気に、LPB2のほうが「衝突」は避けれらそうでいい感じです:-)。
早速LPB2を導入して、WSJT-X・Hamlogを起動。
いつもどおりJT_Linker経由でログをHamlogへ送ってみたところ、CAT落ちが全く発生しなくなりました。
予想通り、大成功です(^o^)/。
LPB2、メリットばかりかと言えばそうでもなく、VSPEに比べ起動時間が少々長い(約1分)・設定メニューにある主要メーカのリグ以外での動作が不明、など劣る点もいくつかありますが、とにかくVSPE使用によるCAT落ち現象に悩んでおられる方は、一度、LPB2に替えてみるのも一興かと思います(^v^)。
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