←
2017年8月
→
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
プロフィール
◇アマチュア無線局 JE5JHZ◇
(es.VK2IBS/ex.JA5YXR,JH5YSD,JR6YAH)
常置場所:愛媛県伊予郡松前町
資格:第一級アマチュア無線技士
性別:♂ 年齢:とうとう40代に突入(^^:
ムセンに興味のないXYLと子供2人の4人暮らし。
むろん、休みの日に大手を振っての無線などはもってのほか(涙)。
家人の目をかいくぐるように、平日の深夜と休日の早朝を中心にコソコソとオン・エア。
目下、DXのまねごとに興じておりますが、Condxの良い朝夕のゴールデンタイムにナカナカQRVできず、ストレスがたまる一方(^^;。
HAMに限らず趣味を楽しむ上でモットーとしている事は「自分の足で立つ 」。
Blogと並行してHomePageもやってます↓。
http://rst599.starfree.jp/
先日、常用しているアンテナチューナ(MFJ-986)の不具合の件を記事にしてアップ しました。 できれば何とか直して再使用したいところであり、とりあえず目視を中心にざっと点検してみたところでは、バリLのローターの接触不良が原因ということが判明したものの、具体的な修理方法を見出すまでに至らず、中途半端で終わっていました。 その後、この記事をご覧になったJA3のOMさんからメールがあり、「MFJ-986で同様の不具合を経験した」「ローターを圧接しているバネが折れているせいでは?」とのアドバイスを頂戴しました。 CMが忙しかったりで、すぐに取り掛かれなかったのですが、昨週末、時間を見つけて、再度修理にトライしてみました。 …結論から言いますと、OMさんの指摘はズバリ的中!!。 まさしくバネの不調が原因でして、これを交換してやることで、見事に復活させることができましたv(^^=*。 以下、私的な忘備を兼ねて、修理記録です(修理というほど大した作業ではありませんがHi)。 --------------------■ MFJ-986の上蓋を取り外します。中央下のコイルが問題のバリLです。■ バリL両端には真鍮製で直方体形状をした留め金具が付いています。 コイツでコイルの内空側を回転するローターのシャフトを支持しているのですが、外観だけでは判りませんがこの金具の中にバネが入っており、バネで圧をかけながらローターがコイルの上を転がる仕組みになっているようです。 つまり、正常な状態では、常に内から外に向かってローターにバネ圧がかかっており、コイルから脱線しない構造になっています。■ 何はともあれバリLの取り外しにかかります。手順としては、まずはフロントパネルのツマミ、次にバリコンとのワタリ線、最後にシャーシ裏面のビス4つを外せば、バリLがユニットごと外れてきます。■ バリLの分離完了。■ バラす箇所は、元に戻せなくなっては困るので(苦笑)、あらかじめ写真を撮っておきました。■ バリL両端の白いタイト板を外します。 私の場合は、本体背面側方向にあるタイト板のみを外せれば良かったので、まずはコイルの中間付近にあるショートバーから伸びてきた端部の接触子を外し、その次に、タイト板を留めてあるビス4本を外せば簡単に分離できます。■ いよいよ最後に、真鍮製の留め金具を外します。 ローレットビスを緩めるだけです。■ 金具を外すと、内部から金属玉とご本尊のバネが出てきました:-)。■ 出てきたバネは、ご覧のようにサビと経年変化で白い粉が吹いている状態。 しかも縮まったままで、全く弾性がありません(>_<+。 不具合も思わず納得でしたHi。■ さて、バネを交換するにも、当地のような片田舎では、同等品がすぐに入手できるかが心配。 試しに近所のホームセンターに行ったところ、運良く、似たようなサイズの押しバネ(SUS製)を発見♪。 早速購入しました(2個入り150円也)。■ 新調したバネと金属玉を真鍮製の留め金具へ挿入。 サイズはピッタリでしたv(^o^)v。■ 留め金具をローターシャフトへ装着完了。■ バラした時と逆の手順をもって、バリLを組立て・復旧。 写真は、チェックかたがたローターをシャフトと並行方向に押してみたところ。 従前は簡単にコイルから脱線していましたが、修理後は、バッチリコイルに噛みついており、びくともせず。 修理成功です(^o^)//。■ 今回の不具合とは関係ありませんが、ばらしついでに、バンド切替のロータリスイッチには、接点グリスを塗布。 バリコンやバリLの稼働部分にはオイルを注油しておきました。■ 修理完了〜〜〜(^v^)。 -------------------- QRO以来の付き合いだったアンテナチューナー。 いいかげん寿命でお役御免かと思ったのですが、おかげさまでまた復活できました(^^)。 HFバンドの多くが短縮アンテナで、ソリッドステートのリニアを使っている当局は、コレがないと仕事になりません(^^;。 構造自体は単純なので、これでまた、今後もしばらく使っていけそうで喜んでいます。 兎にも角にも、的確なアドバイスをいただきましたJA3のOMさんには、本当に感謝です。 ありがとうございました_(^^)_。
■トラックバック
この記事へのトラックバックURL:
http://am10pm3.echo.jp/je5jhz/weblog/blog.cgi/20170828222324
■コメント
<アト゛ハ゛イスをお願い致します。> 現在、MFJ-986 旧を使用しておりますが、最近、SWRメーターが作動しなくなりました。アドバイスを頂ければ助かります。 また、英文の取扱説明書は有りますが、全体の回路図が有りません。修理をする際、必要になりますが、 何とかなりますか!? どうぞ,宜しくお願い致します。 Best 73, De JH!OAX
名前: 秋間 滿富 ¦ 11:23, Monday, Apr 27, 2020 ×
JH1OAXさん: こんばんは、コメントありがとうございます_(^^)_。 #貴局のjarl.com宛て、資料をメールしています。併せてご覧願います。 メータの件、不具合に至った状況が不明ですので、なんとも言えませんが、回路自体はオーソドックスな通過型なので、ラジケータ本体の故障でなければ修理はまずまず可能ではないかと思います。 クロスメータのFWD/REF両方とも反応がないようでしたら、分圧用のコンデンサC101・C102・C104・C107あたりを、一方のみ正常の場合は、ダイオードD101orD102あたりを、さしあたり疑ってみては如何でしょうか?。 答えになっていないかもしれませんが、ご健闘くださいませ(^^;。
名前: JE5JHZ ¦ 23:26, Monday, Apr 27, 2020 ×
■コメントを書く
Powered by Google