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プロフィール |
◇アマチュア無線局 JE5JHZ◇
(es.VK2IBS/ex.JA5YXR,JH5YSD,JR6YAH)
常置場所:愛媛県伊予郡松前町
資格:第一級アマチュア無線技士
性別:♂ 年齢:とうとう40代に突入(^^:
ムセンに興味のないXYLと子供2人の4人暮らし。
むろん、休みの日に大手を振っての無線などはもってのほか(涙)。
家人の目をかいくぐるように、平日の深夜と休日の早朝を中心にコソコソとオン・エア。
目下、DXのまねごとに興じておりますが、Condxの良い朝夕のゴールデンタイムにナカナカQRVできず、ストレスがたまる一方(^^;。
HAMに限らず趣味を楽しむ上でモットーとしている事は「自分の足で立つ」。
Blogと並行してHomePageもやってます↓。
http://rst599.starfree.jp/
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今年もあれよあれよと言う間にもう師走(・_・)。
やり残したことは今年の内に仕舞を…ということで、思い立ってここ数日は、春先からずっと放置プレイ(^^;だったビューロー向けのQSL印刷をしています。
もちろん印刷の前に、DX局は、QRZ.com等を参照して、Direct Onlyの局を除外するのですが、この際、目ぼしい局についてはOQRSができないか併せてチェックします。
この作業をしていて、特に感じたのが、ClublogからのOQRSで、ビューロー経由お断りの局が明らかに増えていることです。
他にも、M0URX・M0OXO QSLサービスでは、このあいだまでは、ビューロー経由の請求は一律無料でしたが、これについても手数料を請求するケースが見られるようになりました。
…こんな感じで、QSL発行をサボっていたこの1年の足らずの間にも、ビューロー経由での紙QSL請求については、相当風当たりが強くなったと感じます。
まぁ、今更言うまでもないですが、紙QSLの交換やQSLビューローの在り方ついては、だいぶ以前からネット上ではいろんな所で議論になっておりました。
この議論を傍観しておりまして、以前から感じていることとしては、例えばHAMのニューカマーの方が、最初から紙QSLは要らないというのであれば頷けるのですけれど、実際には、どちらかと言えば今まで散々紙QSLの恩恵に浴してきたOM'sが、声高に紙QSL不要論を唱えているケースが多いことでして(´・ω・)、このような様子は、何か違和感を覚えざるを得ません。
中には「紙QSLは森林資源の無駄使いだ!」とか、「膨大なQSLカードを残されたままSKしてしまっては、遺族にはゴミの山でしかない!」などといった極端な論調も散見される始末(-_-+)。
なんだかんだもっともらしい理由をくっつけてはいますが、傍目からすれば、早い話、紙QSLの発行/受領作業が面倒臭くなっただけちゃうんかと…Hi。 もっと単刀直入に言えば良いのにと思うのですがねえ(^^;。
私が言いたいのは、紙QSLに批判的なOMさんも、今一度、胸に手を当てて振り返ってみて考えてみて下さい、ということ。 その昔は、QSLカードが届くのが楽しみだった時代もあったんじゃありませんか?。
かくいう当局も、ニューカマーの時分は、少ない枚数ですが、毎月ビューローからQSLカードが届くのが待ち遠しくて仕方がありませんでした。
今でも、コールサインを聞くだけで、QSLカードのデザインが想起される局は沢山いらっしゃいます。 この頃、HAMの中でQSLカードの交換・収集は楽しみ方の最右翼だと確信したものです。
…月日は流れ、綾小路きみまろさんではないですが(笑)、あ・れ・か・ら30年(^^;、QSLカードが届いても、超現実的には、"一瞬見て終わり"で、そのまま収納BOX行き。 その後は、長いこと部屋の片隅で肥やしになっているのが実状だったりします。
いずれ、アワード申請で使おうかとは思っているのですけれど、、、いつかは…、その内に…、を繰り返して、結局なにも手を付けないままズルズルと幾星霜Hi。
…こんな調子ですから、私自身は、今でも紙QSLの交換やその文化については何ら否定しませんが、一方で、手間がかからずに保管場所の心配もない電子QSLによる交換も全然アリと思っている派です。
実際、冒頭にも書いたように、世界的な趨勢としては「脱・紙QSL」であることは、もはや疑いようがない流れであると感じます。
繰り返しになりますが、私自身は紙QSLが害悪だとか、交換が悪しき習慣だ、とかこれっぽっちも思っていません。 今でも、紙QSLを送っていただけると嬉しいですし、ありがたく頂戴しております_(^^)_。
ただ、少なくとも残念(?)ながら、DX-QSOに関しては、こちらが紙QSLを欲しくても、先方が送ってくれない、もしくはそれなりに費用がかかる時代になってきております。
したがって、旧来のように、ただ漫然とビューローに向けて送っただけでは、思うようにQSLカードの回収は進みませんし、相手方もこちらのQSLの送付自体を望んでいない、そんなケースも増えてきています。。。
ちなみに、現在ある、電子的なQSL交換システムとしては、有名なところでは、「eQSL」「HAMLOG E-Mail QSL」がありますが、「eQSL」は個人が運営しているので、永続性の点で少し心配がある点、「HAMLOG E-Mail QSL」は、HAMLOGユーザ間のみでのサービスに留まっている点、等、どれも一長一短といったところです。
また、大きな懸案事項として、前者は、DXCCプログラムには使えない、後者は、事実上JA同士の国内QSO専門になっていることが挙げられます。
いずれにしましても、現状では個人の方がほぼ善意でサービスを提供しておられるにすぎず、システム相互に互換性もありません。
その運営にも相当な負担が伴っているものと推察されますから、長い目で見れば不安がないかと言われればウソになりますし、特にDX'erには関心が高いと思われる、LoTWと連携が取れていない点も気になるところです。
そこで、私的にはかねがね、ここはひとつIARUあたりが音頭を取って、世界共通で利用できる電子QSLアプリの開発はできないものかと思います。 それと同時に期限を設けて、世界的にビューロー経由での紙QSL転送業務の一斉廃止を決議すべきと思います。
この際出てくるのが、性急な電子QSL化によって、PC等に不慣れな層の切り捨てになるのではないか、という意見でありますが、私はその心配はまずまず無用ではないかと思っています。
30年前ならいざ知らず、今日日、PCの基本的スキルなくしては、HAMを存分に楽しめないと断言できるからです。
特にQSLカードの交換を希求するような方は、自ずとDXCCやアワードハント等にアクティブな層でしょうから、PCの使用は自明なハズ。 少なくとも、今のご時勢アワードのQSLカードリストやコンテストログを手書きで出すことなどありえないでしょう。
また、何かを自作するにしても、各種パーツの入手はネット通販抜きには考えられませんし(特に、当局のような地方の田舎には電子部品店がそもそもないので(^^;通販ははずせない)、アンテナや回路設計にはシミュレータを使うことも当たり前です。
このような状況からすると、電子QSL化を推進したところで、PC弱者が取り残される懸念などはもとよりないと考えられ、冷たいかつ失礼を承知で申せば、既にそのような層は淘汰されているのだろうと思われます(ノД`)。
…ここ数日、ため込んでいたQSLカードを印刷していて、QSLに関してふと思っていたことを書いてみました。
折しもFT8等のNewModeの急激な普及で、HAM界全体のQSO数も増加した関係か、JARLビューローでのQSLカード取扱数も増加の一途で、最近は大小の遅配も発生している模様です(*´Д`) 。
コロナウイルスの影響で、外国宛の郵便事情も不透明な部分が多いですし、これを機会と捉え、早急な電子QSL化に舵を切るべき時に来ていると思いますが、如何でしょうか?。 |
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