プロフィール |
◇アマチュア無線局 JE5JHZ◇
(es.VK2IBS/ex.JA5YXR,JH5YSD,JR6YAH)
常置場所:愛媛県伊予郡松前町
資格:第一級アマチュア無線技士
性別:♂ 年齢:とうとう40代に突入(^^:
ムセンに興味のないXYLと子供2人の4人暮らし。
むろん、休みの日に大手を振っての無線などはもってのほか(涙)。
家人の目をかいくぐるように、平日の深夜と休日の早朝を中心にコソコソとオン・エア。
目下、DXのまねごとに興じておりますが、Condxの良い朝夕のゴールデンタイムにナカナカQRVできず、ストレスがたまる一方(^^;。
HAMに限らず趣味を楽しむ上でモットーとしている事は「自分の足で立つ」。
Blogと並行してHomePageもやってます↓。
http://rst599.starfree.jp/
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>2016年 1月10日
以前、こちらでも書きましたが、昨年10月にQSLカードが底を尽きました。
次なるカードは、私の無線人生初となる(笑)見栄えの良いカラー印刷を試してみたいと思い、ネット注文可能で格安な印刷屋さんをいろいろとリサーチして、ここぞというお店を選定。
去る正月休みに、原稿の作成とQSLカードの発注を行いました。
当然、こちらのほうで完全原稿を作成してオンラインで送付したのですが、何分、このような経験は初めてだったので、結構いろいろとトラブルがあったりで、勉強になりました。
また今後、同様にQSLを発注する際、忘れても困りますので、自分用の備忘を兼ねて、以下に要点を書きとめておくことにします。
#ちなみに、選定した印刷屋さんは、よくあるQSL印刷を標榜しているお店などではなく、ごく一般の印刷屋さんです。
前者とは、比較にならないくらい安い単価と数多いバリエーションで印刷してくれるお店がたくさんあります(^_^*。
■原稿画像の選定
最初、何も考えずにハガキサイズ程度の640×400pixelのJPEG画像をチョイスし、これを、汎用の画像エディタでハガキサイズに切り取り、文字入れをして、入稿するつもりでした。
…ところが、これが大失敗というか大間違い(-_-;。
JPEGは標準で72dpiの解像度なのですが、実は、この程度では、全く解像度が不足しており、実際に印刷すると輪郭がボケて不鮮明な画像になってしまうそうなのです。
PCの画面上ではキレイに表示されているのにナゼ?と思われるかもしれませんが、印刷の走査線はPCの画面とは比較にならないほど細かいからだそうです。
ちなみに、印刷業界で必要とされる解像度は、最低300dpi・標準で350dpiらしいです。
というわけで結論としては、所要の用紙サイズにした時に、「300dpi以上の解像度を得られる大きさ(pixel数)の画像を選定する必要がある」という事です。
これについては、こちらのサイトを利用して計算しました。
所要の用紙サイズ(縦×横mm)と解像度(dpi)を入力すると、それに必要なpixel数を計算することができます。
(pixel数からmmへの逆計算もできます。)
尚、印刷屋さんによって、多少相違があるとは思いますが、断裁時の誤差を考慮して、原稿には用紙サイズに周囲+3mm程度の余裕幅の確保を求められます(これを"塗り足し"や"ドブ"などど言うらしい)ので、あらかじめ各印刷屋さんのサイトで確認しておく必要があります。
純粋なハガキサイズは100×148mmですが、私の場合は、塗り足し幅+3mm周囲を求められたので、実際の原稿の用紙サイズは106×154mmになりました。
■原稿の作成
windowsに標準装備の「ペイント」でも可能ですが、操作性が良くありません。
私は、常用しているフリーの画像レタッチソフト「JTrim」を使用しました。
※「JTrim」はこちらでダウンロードできます。
お絵かきソフトではありませんので、絵を描くのには向きませんが、画像の切り抜き・補正・文字入れ等は簡単に行うことができます。
出来上がった原稿画像は、Bitmapか無圧縮JPEGで保存しておきます。
■入稿するファイル形式
印刷屋さんによって異なると思いますが、概ね、PhotoShop形式・Illustrator形式・pdf形式での入稿を推奨しているところが多いと思います。
前項で作成した原稿画像を、印刷用の原稿サイズに変換して入稿します。
(単純な画像のリサイズとは違う。画像を劣化させることなくサイズ変換する必要があることに注意。)
これらの役を担うのは、有名なところでは、上述したPhotoShop・Illustrator等のレタッチソフトが該当しますが、これらは、超高機能でプロもご用達の有償ソフトであり、我々素人で所持している方はほとんどいらっしゃらないのではと思います。
いろいろリサーチしていると、「GIMP」という、PhotoShop・Illustratorにも匹敵する、高機能のフリーソフトがあるのを見つけました。
※「GIMP」はこちらでダウンロードできます。
早速、GIMPをダウンロードしてインストール。
上記原稿画像を読み込んで、出力原稿サイズを指定して、pdfで吐き出させれば入稿原稿の完成です。
原稿pdfは、AdobeReaderで開いてみて、300%程度に拡大してみても画像の劣化がないことを確認します(原稿は300dpi以上で作成されているのハズなので、3倍程度に拡大しても劣化がないのが当然)。
尚、GIMPはPhotoShop・Illustrator形式での出力にも対応しているようですが、完全互換かどうか不明で、入稿後不具合があっても困りますので、私は汎用性のあるpdfで出力させました。
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予定では、数日中には到着するハズです。
さて、どんなのができてくるか…楽しみですHi。 |
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