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プロフィール |
◇アマチュア無線局 JE5JHZ◇
(es.VK2IBS/ex.JA5YXR,JH5YSD,JR6YAH)
常置場所:愛媛県伊予郡松前町
資格:第一級アマチュア無線技士
性別:♂ 年齢:とうとう40代に突入(^^:
ムセンに興味のないXYLと子供2人の4人暮らし。
むろん、休みの日に大手を振っての無線などはもってのほか(涙)。
家人の目をかいくぐるように、平日の深夜と休日の早朝を中心にコソコソとオン・エア。
目下、DXのまねごとに興じておりますが、Condxの良い朝夕のゴールデンタイムにナカナカQRVできず、ストレスがたまる一方(^^;。
HAMに限らず趣味を楽しむ上でモットーとしている事は「自分の足で立つ」。
Blogと並行してHomePageもやってます↓。
http://rst599.starfree.jp/
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>2018年 7月21日
KH1/KH7ZのDXペディションが終わって以降、CMが相変わらずQRLLL・夏枯れ・離れのシャックは暑い…の三重苦でアクティビティが全く上がりません(ToT。
こんな時は、普段QRV優先でおざなりになっていた、ソフト&ハード面の懸案事項を少しでも片づけるか…、ということで、差し当たって、K1EL製の「Winkeyer」を導入することにしました。
本Weblogでも、何度もカキコしておりますが、PCから各種ソフトウェアを介してCWをキーイングする際、一般的なシリアルポート利用の簡易IFからのキーイングでは、PCの負荷に応じて、符号の乱れが頻繁に発生します。
これを解決するには、前述のWinkeyerやUSBIF4CW等の、いわゆる「CW直噴型IF」の導入が不可欠です。
実は、10年以上前(!)から、必要性を感じ、いずれやろうやろうとは思いつつも、重い腰があがらずにそのままだったのでした(汗)。
で、一番いいのは、何も考えずに完成品をポンと購入すれば済むのですけど、そこは悲しいかな無銭家(Hi)ですから、とにかく安くあげることが絶対条件(^^;につき、自作が大前提となります。
そこで当初は、本家K1ELのサイトからWinkeyの心臓部であるICチップだけ購入して、あとは手持ちのパーツを流用して組み立てればいいか…と安易に考えていたのですが、調べてみると、ICチップが約9ドル程の売価に対し、送料が約12ドルもすることがわかり、早々に頓挫(^^;;;;。
仕方ないので、さらにいろいろ他の方法を検討した挙句、最終的にJN2AMD局が頒布されている「AMD-USB-WINKEY」を購入することに決定。
完成品とキットが選べるのですが、もちろん1000円安いキット版を発注したのは言うまでもなく(涙)。
このキット、回路自体は至ってシンプルなのですけど、製作する上で一番ネックになるのが、USB-シリアル変換IC(FT232RL)のハンダ付けではないでしょうか。
↑コレが問題のIC、俗にSSOPと呼ばれるヤツで、足のピッチが0.65mmという代物。
いつもの2.54mmピッチのDIP-ICに慣れている者からすれば、超弩級の細かさ(笑)です。
ゆえに最初から、「ハンダ付けなんて絶対無理〜!」とタカをくくっている方もいらっしゃるのではないかと思うので、手前ミソですが、私がいつもやっている方法を以下にカキコしたいと思います。
ちなみに、当然ながら全て我流ですので、万一の事があっても一切責任は持てませんのでご了承願います_(^^;_。
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1)ハンダをスムーズに浸透させる為にも、基板にはフラックスの塗布が絶対条件。
たしか手持ちがあったはず、と、道具箱の奥を探すと…ありました!、が、長い事使ってなかったせいか、中身がカチカチに固化してしまっていました(--;。
2)少し考えて、XYLからマニキュアの除光液を拝借(^^;;。
コレをフラックスに数滴たらしてやると、元通りの液状に復活することができましたHi。
#XYLからは、コイツ何やってんだと冷たい目線が…(^^;;;;;;。
3)プリント基板にフラックスを塗布しているところ。
今更ですが、ティッシュやコットンで塗布するのはNGです(@_@;。
フラックスって要はヤニ油みたいなもんですから、基板に繊維がまとわりついて、大変なことになります。
できれば、ゴムやプラスチックのヘラで塗るのがよいのですが、面倒なので、私は財布にあったいらないレシートをヘラ替わりに流用しました(笑)。
最近のレシートはツルツルの感熱合成紙なので、溶けたり毛羽立ったりすることもなくFBです:-)。
4)フラックスが乾燥したところを見計らって、プリントパターンに予備ハンダします。
ハンダごては、手持ちの30Wを使用。
ここでの注意としては、通常の一般的な予備ハンダのように、"ハンダを盛る"イメージでやってはいけません。
なんせパターンが密集しているので、多めに盛ってしまうとすぐにブリッジしてしまいますから、ハンダは極力少なくが原則です。
感覚的には、薄くハンダメッキしたコテ先でパターンを軽く撫でてやって、ハンダの銀色が付けばそれでOKです。
5)ICを載せて位置合わせし、メンディングテープを貼ってズレないように仮止めします。
6)いよいよICのハンダ付けですが、その前にハンダごてが問題。。。
何といっても普通のコテではコテ先が太すぎて不適(というか無理)です。
そこで、ありあわせのモノで専用コテ先を作ります♪。
私は、手持ちの5.5sqIV線の切れ端を流用。
銅ヨリ線の1本を取り出し、コテ先にくくりつけます。
写真では見にくいですが、銅線の先端はペンチで平たくつぶして、マイナスドライバーの先端のような形状にしてあります。
7)いよいよハンダ付けです!。
ICの足の上から、軽く押さえつけるようにコテ先を当てます。
8)2〜3秒でパターンの予備ハンダが溶け出し、足と一体化すれば完了(^^)。
ICを仮止めしていたメンディングテープは不要なので剥がします。
9)同様に反対側をハンダ付け。
10)完成〜(^o^)//~~~~~。
心配したブリッジもなく、一発クリアでした(^^)。
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…こんな感じです。
やってみると意外と簡単だったりします(*^_^:。
近年、デバイスはドンドン小型化しており、ハナから手作業でのハンダ付けなど考慮していない部品には辟易しますが、このぐらいだとまだ何とかなるもんです。
皆様のご健闘をお祈りいたしま〜す(笑)。 |
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