プロフィール |
◇アマチュア無線局 JE5JHZ◇
(es.VK2IBS/ex.JA5YXR,JH5YSD,JR6YAH)
常置場所:愛媛県伊予郡松前町
資格:第一級アマチュア無線技士
性別:♂ 年齢:とうとう40代に突入(^^:
ムセンに興味のないXYLと子供2人の4人暮らし。
むろん、休みの日に大手を振っての無線などはもってのほか(涙)。
家人の目をかいくぐるように、平日の深夜と休日の早朝を中心にコソコソとオン・エア。
目下、DXのまねごとに興じておりますが、Condxの良い朝夕のゴールデンタイムにナカナカQRVできず、ストレスがたまる一方(^^;。
HAMに限らず趣味を楽しむ上でモットーとしている事は「自分の足で立つ」。
Blogと並行してHomePageもやってます↓。
http://rst599.starfree.jp/
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>2015年 7月17日
台風11号の影響で、アンテナをダウンしているので、電波が出せません。
というワケで、昨晩は、先日に引き続いて表題の件です。
今宵は、入力同調回路のシールドケースを外しにかかります。
まずは、タイトロータリースイッチ周りの配線を撤去。
次に、フロントパネルを外します。シールドケースはフロントパネルの内側の筐体シャーシにビス留めされているので、面倒なのですがこれも外さねばなりません。
で、フロントパネルを外してみたところ、ちょっと落胆。
何と、筐体シャーシに角穴が小窓状にあいており、シールドケースを本体シャーシから外さなくても、内部に手が入れられるようになっていたのでした(^^;。
つまり、最初にやったタイトロータリースイッチ周りの配線撤去は不要だったことになります…Hi。
すぐに脱落していたコアを回収し、28MHzの可変インダクタにねじ込んで復旧。
それから、不具合のあった28MHzの同調回路まわりをチェック。
…と言っても、L-1つ・C-2つの単なるπ型同調回路なんで、不具合の原因としては、コンデンサの劣化位しか考えられないのですけど(苦笑)、とりあえず2個のマイカコンを外してテスタであたってみましたが、特に異常はありませんでした。
おかしいなぁと首をひねりつつ、配線を眺めていると、可変インダクタの片方の端子に妙なワタリ線が1本ハンダ付けされているのを見つけました。
その線の先はシールドケースの外部にまで続いています。
それをたどっていくと、びっくり。なんと、ロードバリコンの根本付近で、本体シャーシにGNDされていたのです(^^;;;;;。
何のことはない、28MHzの同調回路にたどり着く前に入力がショートされていたというオチでした(爆)。
アナライザで確認すると30.2MHz付近にディップ点があったのは、配線のストレー容量で偶然そうなっていただけのようです。
…ということは、この「怪しいワタリ線」を切断してやれば、正常に動作するハズです。
ちなみに、本リニアアンプ、公のスペックでは1.8〜21MHz。28MHzは非対応ということになっています。
フロントパネルのバンドスイッチのシルク印刷も28MHzのポジションはありませんし、マニュアルの回路図でも、28MHzの入力同調回路は全く記載がなく「存在しないこと」になっています。
ただ、実体配線図ではちゃんと部品が書いてあるんですよね(笑)。
つまり、非公式に28MHzを実装しているということです(^^;。
例の「怪しいワタリ線」も"28MHzでは使えませんよ"ということを建前上アピールするために設けたものなんでしょうね。
だからわざわざ、入力同調回路のシールドケースの外まで出してきて、切断しやすいように(汗笑)してあるんでしょう。
#蛇足ですが、USA製のリニアアンプって、28MHzが未実装のが多いですよね。これってどういう理由なんでしょうか?。CB無線への違法転用を防ぐ目的でFCCの規制があるとか、そんな話かな?。
…と、ここまでやって、時計を見ると深夜1時を廻ってたので、ここでタイムアップ。
続きは後日で。
まぁ、ボチボチやります(^^;。 |
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