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プロフィール |
◇アマチュア無線局 JE5JHZ◇
(es.VK2IBS/ex.JA5YXR,JH5YSD,JR6YAH)
常置場所:愛媛県伊予郡松前町
資格:第一級アマチュア無線技士
性別:♂ 年齢:とうとう40代に突入(^^:
ムセンに興味のないXYLと子供2人の4人暮らし。
むろん、休みの日に大手を振っての無線などはもってのほか(涙)。
家人の目をかいくぐるように、平日の深夜と休日の早朝を中心にコソコソとオン・エア。
目下、DXのまねごとに興じておりますが、Condxの良い朝夕のゴールデンタイムにナカナカQRVできず、ストレスがたまる一方(^^;。
HAMに限らず趣味を楽しむ上でモットーとしている事は「自分の足で立つ」。
Blogと並行してHomePageもやってます↓。
http://rst599.starfree.jp/
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>2017年 2月28日
昨週末は、かねてよりの「懸案事項」だった、50MHzのアンテナ上げをやってました。
当局の、50MHzのアンテナですが、以前は、7エレ八木(CD社CL6DXX改)を上げていました。
これは、ブームを細い部材に交換するなどして軽量化したもので、私が"CL6DXX-Lite"と勝手に命名していたものですHi。
ところが、一昨年12月に襲来した"爆弾低気圧"の影響で、ブームをベッキリへし折られてしまい、THE-END。
以来、ずっと50MHzのアンテナがないままだったのですが、これでは充実感に欠けるし、なんとかしたいなぁと思いつつも、重い腰が上がらずズルズルと1年以上が経過…。
先日、何かの際に使えるかもと思い、念の為に取り置いてあった、CL6DXXの残骸をよくよく確認してみると、微妙な曲がりがある程度でなんとか使えそうなエレメント部材が約10本あることがわかり、これを再利用して新しい50MHzのアンテナを作ってみることにしました。
とはいえ、当地は、海岸に近く風が強いロケなので、従前のと同じ7エレ八木では大きすぎて不安です。
今ある部材のみで作ることができて、大きさも程々で、EスポもグランドウェーブもDXも"そこそこ"楽しめる…ということで、少し思案したあげく、製作するのは5エレ八木に決めました。
名付けて、材料費"ゼロ円"八木(笑)。
■設計
定番のMMANAを使用させていただきました。
給電点のインピーダンスは50オームでリアクタンス最小を目標として設定し、同軸ケーブルが直結できるようにしました。
この場合、利得最大での設計と比べて、フロントゲインは1dB程度低下しますが、マッチング用の小細工が不要なので、そのメリットのほうが大きいと判断しました。
(ブームやエレメント長の見当付けにはJQ1BVIさんのサイトが大いに参考になりました。Vy Tnx!。)
■部材取り
…は、こんな感じです↑。
ちなみにCL6DXXのエレメントは、直径18mmから10mmのスエージング加工がなされています。
MMANAでもテーパリング設定はできますが、面倒なので(^^;、平均値の14mmをエレメント径として入力しました。
■ビームパターン
…は、当方の環境に合わせて20mHのリアルグランドを想定したものです。
■SWR特性
SWRカーブのシミュレーションは面白い結果でした。
foを中心とした線対称ではなく、特に下側の周波数に向かってなだらかな上がり方をしているのが特徴的です。
■"ゼロ円八木"組立開始〜!!!(^^;
オリジナルの給電部が無傷だったのは助かりました。
デフォルトではトロンボーン状のエレメントが目を引くフォールデッドDPなのですが、今回は、普通のシングルDP構造なので、片側(フォールデットの折り返し側)のエレメントは撤去。
併せてUバランも撤去して、エレメントとM型接線を直結。
■給電部の防水処理
おきまりのホットボンドを充填。
■地組み中…
■タワーへ架設完了
ホントは地上で全てを仮組して状態を見極めたかったのですが、諸事情で時間とスペースが確保できなかったこともあり、無謀を承知でいきなりタワーに架設しました(^^;;。
■緊張の一瞬(笑)
ドキドキしながらアンテナアナライザを接続。
…結果は50.2MHzでSWR=1.2とバッチリでしたv*^_^=。
ちなみに、fo=51.2MHz/SWR=1.0 、SWR=1.5以下の帯域は49.4〜51.8MHzでした。
foが予定より上にシフトしましたが、前述のとおり、SWRカーブの左側(=低い周波数側)の傾きが非常に緩やかなので、全く無問題です。
一方で、右側(=高い周波数側)の傾きは結構急峻なので、51.8MHzより上に行くに従ってSWRは急速に悪化します。
※各画像はクリックすると拡大表示されます。 |
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