プロフィール |
◇アマチュア無線局 JE5JHZ◇
(es.VK2IBS/ex.JA5YXR,JH5YSD,JR6YAH)
常置場所:愛媛県伊予郡松前町
資格:第一級アマチュア無線技士
性別:♂ 年齢:とうとう40代に突入(^^:
ムセンに興味のないXYLと子供2人の4人暮らし。
むろん、休みの日に大手を振っての無線などはもってのほか(涙)。
家人の目をかいくぐるように、平日の深夜と休日の早朝を中心にコソコソとオン・エア。
目下、DXのまねごとに興じておりますが、Condxの良い朝夕のゴールデンタイムにナカナカQRVできず、ストレスがたまる一方(^^;。
HAMに限らず趣味を楽しむ上でモットーとしている事は「自分の足で立つ」。
Blogと並行してHomePageもやってます↓。
http://rst599.starfree.jp/
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>2015年 7月31日
昨晩は、再び表記の件の続きです。
今宵は、いよいよ通電してみての、最終チェックです。
無論、前もってプレート電圧やアイドリング電流に異常がないことは確認済みです。
まずは、エキサイターから5〜10W程度のローパワーを入力してみて、各バンドをチェック。
入力同調回路は再調整した甲斐があって、エキサイター出力の吸い込みは非常に良くなりました(^^)。
次に、エキサイターからのドライブ電力を漸増させていき、出力の様子をみました。
やはり、選択したバンドによって、入力電力と出力電力の比にばらつきがあります。
同じ500Wを出すのにも、25W程度で良かったり、40W位必要だったりといった具合です。
一般的に高いバンドに行くに従って、よりドライブ電力が必要になってくると思っていたのですけど、どうもそのような規則性はみられず、ナゼか14MHzが一番効率よくパワーが出てきますHi。
確かに、入力同調回路ひとつをとってみても、各バンドすべて均一に調整がとれているわけではありませんし、入力インピーダンスなんかも微妙に異なるでしょうから、エキサイター側からは同じパワーを出しているつもりでも、実際にタマに注入される段階では、同じとは限りません。
そのあたりのバンド間の"個体差"が出ているのかもしれませんねー。
ま、でも、少なくとも、私の場合タマの限界ギリギリまでパワーを絞り出してやろうなどどいう気は毛頭ないので(^^;、ここはALCを深めに調整することで対応しました。
最後に、内臓のパワーメータの校正。
これは、ある程度予想はしていましたが、結論から申しますと、満足がいくようにはなりませんでした。
やり方は至って簡単で、外付けの正確なパワーメータと、内臓メータの指示が一致するように、メータ基板の半固定VRを微調整するだけなのですけど、ある1点のパワーを基準にあわせたとしても、その値から離れるほどデタラメな指示になってしまい、全くお手上げでした(~_~+。
とにかく、現状ではメータの指示値曲線と、既存の目盛の割付けにかなりの誤差があります。
対処法としては、目盛を振りなおすか、メーター基板を変えるか、しかないのですが、ここは手間暇かけてそこまでやる必要性はないと思いますし、大ざっぱに「このくらいのパワーが出てます」程度のつもりで割り切ってって使うぶんには、あまり問題はないので、これはこれで良しとすることにしました。
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…というワケで、いろいろありましたが、なんとか使えそうなレベルまでもってくることができました。
もとは某オークションで、動作品とのふれこみで入手したのですが、実際には、とても実運用に耐える状態ではありませんでした。(特に、AC200Vの配線のママで100V用のパワーリレーが直付けされているのには参りました。よく壊れなかったもんだと。)
まぁ、こちらも、話半分のつもり(失礼)で購入しましたので、べつに、出品者の方に対して怒っているとかいうわけではありませんが、やはり、このテのキカイを入手する際は、オーナーの説明を鵜呑みにせず、どこか何かしら不具合があると思っておいたほうが良いということでしょうね。
私自身は、そのせいで結果的に、ほとんど経験がなかった真空管式のリニアに触れることができていろいろ勉強になったので、良かった(???)です。
特に、本器SB-1000は、元々がキットだったこともあってか、各部品の配置などにも余裕があり、手順さえ間違えなければ、組立分解が容易なところもFBです。
最近の半導体式のリニアには、使い勝手の面では遥かにおよびませんが、補修部品の調達さえなんとかなれば、自分で手入れができ末永く使えそうな真空管式もそれなりに魅力がありますね:-)。
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…さぁ、残る作業は、シャックへの搬入と、免許の変更申請です。
これがまた大変なので、果たしていつになるやら(笑)。 |
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